- 2008年4月24日 00:59
- 経営方針
モチベーションとは「動機付け」「やる気」の意味で
使われる言葉です。
なぜ、わざわざ日本語よりも長いのに、
端的に「やる気」といわないかは分かりませんが、
とにかくビジネスマンなら誰でも使う言葉の一つでしょう。
日本語に関わる仕事をしている以上、言い回しが
カッコいいという理由だけで「モチベーション」という
言葉を使うわけにはいけません。
私は、このような意味や使い方が曖昧になりがちな
言葉には具体的な例を加えて説明するようにしています。
「モチベーションってこういうことなのですよ」という
具合に人に説明するに相応しいエピソードが生まれたので
ここでご紹介します。
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2008年4月24
ホライズンワークスオフィス 14:00 PM
「林さん、こんにちは」
パートナー企業の川島さんと一緒に横浜で税理士を
されている佐藤亜津子さんが打ち合わせにいらっしゃった。
「佐藤さん本日はよろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
いつものイメージとは違う柔和な印象に私は違和感を
憶えたが、すぐにその理由が分かった。
「あれ?佐藤さん、オメデタですか?」
「そうなんです。もう6ヶ月目ですよ」
「それはおめでとうございます」
税理士として一線で取り組まれているだけでも
素晴らしいのに、一児の母の顔を持つ佐藤さんを
尊敬している。しかも、2人目という家庭での順調さは
私にとって素直に羨ましいと思えることだ。
「予定日は夏くらいですか?」
私は、佐藤さんにお茶を出しながら、ビジネスでは
絶対に見せない笑顔で尋ねた。
佐藤さんも、それにつられた様に幸せな顔で答える。
「ええ、9月です。」
「いつまで、仕事されるんですか?」
私は、これからの打ち合わせにも関わる本年殿の
業務期間について確認した。
佐藤さんはカップを口に近づけ、一口飲んで言った。
「大丈夫ですよ。入院しても働く気でいますから」
「そうなんですか?」
川島さんが驚いたように声をあげ、続けた。
「でも、入院したら...、ねえ?」
「だって、近々メンバーを増員する予定ですし、
病院でも使えるようにノートパソコンも買ったんですよ」
そこには、母の顔ではない。私は税理士佐藤亜津子の
堂々たる仕事への情熱が見えた。
「世の経営者に聞かせたい言葉ですね」
川島さんは、感心したように頷く。
「本当ですよ。仕事への意欲、これこそがモチベーションですね」
私は共感した。
佐藤さんは、私が提携指定しているセミナーなどで
稀にお見かけするくらいの間柄で今までは、
どんなポリシーを持ってビジネスに取り組んで
いるのかは知らなかった。
しかし、妊娠、出産という家庭での大仕事を抱えながら
顧問先への責務を全うしなければならないという
気概は、誰しもが見習うべきなのだろう。

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モチベーションとは、佐藤亜津子税理士のような
仕事への飽くなき情熱と曲げないポリシーのこと
ではないでしょうか。
また、このようなタイプの人との打ち合わせなので、
これからのビジネス発展のための行動計画がスムーズに
立てられたことはいうまでもありません。
私にとって、今日は感慨深い良い日となりました。
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